気まま映画・俳優語り

60年代邦画大好き女子による、※個人の感想※に満ちた映画と俳優語り

「直撃地獄拳 大逆転」

大変大変!!

池袋にある名画座新文芸坐で今日と明日(12/4、5)

「直撃地獄拳 大逆転」

1974年/東映

上映するんですって〜〜〜〜〜〜情報おっそ〜〜〜〜〜〜

てなわけで行ける人にはぜひ観に行って欲しいので、語っていきますね!!

 

【映画】

監督:石井輝男

主演:千葉真一

前作「直撃!地獄拳」を受けての2作目。主要キャスト、キャラクター設定は前作からの継続となっている。

千葉真一佐藤允、郷鍈治の3人がルパン3世を彷彿とさせるようなトリオでマフィアとの戦いに挑む。

 

千葉真一が敵の体を素手で貫いて肋骨を引っこ抜いてぶん殴るアクションは笑っちゃうけどカッコイイです!

 

新文芸坐さんの情報によると、石井輝男監督は「真面目な空手映画がイヤになってふざけちゃった」と話していたとのこと。

確かに、前作にもましてズッコケ要素が強くなっている今作。

郷鍈治の演じる桜一郎(愛称:トンチキ)は脱獄死刑囚にもかかわらず表札を掲げて一戸建てに暮らしているし

あれ、伝説の名台詞「空手っていうのは、殺すか殺されるかだ!」はこの作品だったっけ?

見たのが結構前なので記憶が曖昧です。

なのでぜひスクリーンで見たいところなのですが今回はどうしても都合がつかず・・・

行ける人にはぜひ見に行っていただきたいです。

網走番外地シリーズを見たことがある人はオッと言ってしまうようなシーンがあるかも・・・?!

 

 

【俳優】

 

ここでも千葉真一さんですね〜。本格的なアクションで大人気となりました。

直撃地獄拳は1、2作目とも派手に大勢を相手に戦うシーンがあるので見ものです。

そしてまた郷鍈治さんですよ。イチオシの。

トンチキ!と呼ばれるズッコケキャラでも、まーメインの3人組に入ってるわけですから、その芝居の愛嬌たるや!

悪役・敵役じゃない郷鍈治さんの可愛らしさは必見です。

 

そして大好き!佐藤允さん。

東映佐藤允さんはまた東宝の頃とは雰囲気が全然違っていいんですよねえ。これ、昨日の記事でも話したような・・・

狼やくざの佐藤允さんとはまた違って、ズッコケキャラに徹底しているのも素敵なんです。

1作目の直撃!地獄拳で最初に登場したときは、「義理は通しますから...」とか硬派なことを言う殺し屋だったような気がするけど、いつの間にか3人の中心で「フヒッwブフフwブフフフフッwww」と笑っています。かわいいです。

大逆転では複葉機を操縦するシーンがありますが、その一連のシーンが最高なのでぜひ注目してほしいです!!

 

 

私はAmazonPrime内のJunkFilm東映で見たので・・・

www.amazon.co.jp

劇場で見られる方は羨ましい(T_T)

 

DVD派、サブスク派のみなさま、これだけはどうか聞いてください

 

 

「大画面で見る推しは尊いぞ」